和☆なごみの独語〜アラフィフ 人生ドタバタ劇場 

今まで生きた時間の振り返り。今言っておきたい独りごとや、日常のつぶやき日記

この季節がやってきた


干し柿作り


お義母さんの毎年の恒例行事の一つ


自分で食べる数は知れてるのに

毎年欠かさず大量の渋柿を買い

腕が痛くなるのを忘れて無心に皮を剥く

そして干す


雨がふりそうになると 

しまうのは嫁の仕事

だからこの時期の天気予報には

過敏になる



干し柿は

おばあちゃんの食べもの


自分も子供の頃そう思ってた


お義母さんとの同居生活

もう30年以上経過


口数が少なく とても厳しい義母

笑った顔なんて殆ど見なかった


世間を知らなすぎる幼くして嫁いだ私 

魚のさばき方、たくわんの切り方

お茶の入れ方、箸の持ち方

食器の洗い方、掃除のやり方

言葉遣い、挨拶のし方、子供の躾


ひとつひとつにうるさかった 


何も出来ないくせして

言われる事が悔しくてたまらなくて

トイレに隠れて泣いていた私

そう。誰よりも負けず嫌いなのです


30年以上経った今は  

「感謝」


周りの人に

同居して偉いね、凄いね

って、よく言われるけど


私が偉いのではなく

お義母さんのお陰

30年経った今だからの答えかもしれない


最近は、お義母さんも老いてしまい

昔のような勢いはなくなったけど

歌舞伎役者のような睨みは健在しているから

恐ろしい


毎日暮らす中で、嫁姑のプチ戦争は継続中


でも

お義母さんが作る


おばあちゃんの食べ物


毎年面倒くさがりながら楽しみにしている私